陰部 痒み オリモノの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
昼間はもちろん、夜中になると出てくる陰部の痒みで眠れないとの相談でした。
病院を受診するも「皮膚状態に特に問題はありません」とのことで、ひとまず白色ワセリンを塗布するように指導を受けていました。
一時的には改善するのですが、すぐに我慢できず掻くことで黄汁が出て、股の内側も腫れて赤黒くなりかけたため、ご相談頂きました。
状態としては、掻いているときは「快感」で血が出ても掻き壊しています。その痒みでイライラして、生活に支障が出るくらい。尿は黄色く、オリモノもかなり臭う。
まずは熱を鎮めるための漢方薬と、体を元気にする漢方薬を服用してもらいました。炎症を治める外用薬などは、次回診療所に受診時に相談するようにお話ししました。
生活習慣がかなり乱れており、食生活が熱傾向の素材やインスタント食品に偏っています。そのため、辛いものは食べない、また皮膚が痒くても掻かない、など厳しめに指導しました。
掻いては治り、治っては掻きを繰り返していましたが、2か月以上経った頃には、皮膚の状態も落ち着いてきました。
現在は、漢方薬も半分に減らせることができていると、喜ばれています。
この暑い夏と秋の乾燥の時を上手に越せれば、体を元気にする漢方薬を除いてその他の漢方薬も終了しようかと考えています。
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